最新情報・コラム

こんにちは。北海道 帯広のオーガニックへアケアサロン オクタキの吉野です。

昨日から今朝にかけて日本中を豪雨に見舞われていますが
みなさまの地域は大丈夫でしたでしょうか。

北海道・帯広も昨夜からすごい雨でした。久しぶりの大雨で十勝川が氾濫しやしないかと
夢うつつに思いながら眠りにつきましたが朝方には雨は止んでいました。
そしてお昼頃3週間ぶりくらいに良い太陽が顔を見せてくれました。

久しぶりの太陽さんにウキウキしてしまいました。

さて、皆さんは「ヘナ」といえば何を思いますか？
やはり「ヘナ染め」ですよね～。天然植物の白髪染め...。

ヘナという植物は稀に見る特殊技術を持ち合わせています。
髪の毛のタンパク質に反応してオレンジ色に発色させる、と言うものです。

しかし、ヘナの特殊技術はこれにとどまりません。

• 女性ホルモンの働きを調整する
• 肝臓の毒素を排泄する
• 頭皮につけることで毛根の老廃物を排泄して毛根を元気にする
• 髪につけることで髪をコーティングし紫外線から守る
• 髪がツルツル、ピカピカになってくる
• 神経系をリラックスさせ睡眠を深くする
• ヘナの香りはアロマテラピー効果がある
• 更年期のホットフラッシュなどに効果的

などなど・・・・・・、

このようにヘナは「髪、頭皮、身体、心を癒してくれる」薬草なのです。

でも、ロハス、オーガニック、自然派志向、という言葉が流行しはじめて
そういう名前がついているものがもてはやされるようになりました。

ヘナもその「髪のたんぱく質に反応して白髪がオレンジに染まる」という
ことで「天然植物の白髪染め」という位置づけで日本に紹介され始めました。

「天然」という言葉にすっかり弱くなってしまった私たちは、この「ヘナ」という
植物を「これはすごい！」ということで飛びつき始めたのですが・・・・

ここで問題が発生！！

白髪がオレンジ色になるからです。

白髪が少ない方は問題がないのですが、多い方はすごいオレンジになってしまう。。・

「何とかならないのぉ～～」

って、いうことで出てきたのが化学染料入りへナですね。

なぁんと白髪を茶色や黒っぽくするために薬効効果の素晴らしいヘナに
毒性の強い化学物質を入れてしまったんですね～。

「ヘナ」と言ったらすべて同じと思っている方が多いのですが

「天然１００％ヘナ」　と　「化学染料入りへナ」　は　全く別のもの。

詳しくはこちらのページを参照してくださいね。

　　　　http://otoden.kir.jp/okutaki/2007/09/post-28.php

ということで、この薬効効果の素晴らしいヘナに「染める効果」だけを求めたがために
「化学染料や添加物入りへナ」が商品としてつくり上げられてしまったのであります。

ということで、オクタキでは　「ヘナ染め」　という枠ではなくて「天然１００％の薬草へナ」として
ヘナを慈しんでいるのでヘナは「ヘナをする」と言います。

こだわりと言うより、はっきり両者は違うものと思っているので、あるとき
初めてのお客さまからの

「毛染めお願いしたいのですが」　と言うお電話に

「申し訳ありません、当店は毛染めはしていないのです」と、言ってしまいました。

その後、そのお客さまをご紹介してくださったお客さまからお叱りを受けました！

私の言葉が足りなかったと反省しきりでしたが、それくらいヘナに対して
毛染めという意識が全くなくて、実は、、今でもそのような問い合わせに
思わず「毛染めはしていません」と、言ってしまうときありで、、、ごめんなさい！

でも、白髪が多くてオレンジになっては困る方、ご安心ください。

頭皮、髪、身体のためにヘナをした後にちゃーんと色未調整を行ないますよ。
髪、頭皮のダメージがあるうちはヘアマニキュアで。

髪頭皮が元気になってきたところで、インディゴを用いて行なっていきます。

インディゴも頭皮の栄養になったりします。安心して使用できる植物なのですが
たまにインディゴアレルギーを持つ方がいらっしゃるので、インディゴは必ずパッチテストを
行ってから行ないます。

インディゴのお色みはこちらかご確認ください。下のほうに写真が載っています。

http://otoden.kir.jp/okutaki/menu.php

では、白髪のある方もない方もトラブルのある方もない方も、ヘナは皆さんにおすすめしたい
植物です。　ぜひ、一度へナをしてみませんか？